リーチは簡単にしない
リーチは有利か?
立直(リーチ)は、和了るための一番簡単な役だということはすでに説明済みですね。リーチをかけるだけで役ができるのに加え、裏ドラが乗るチャンスにもなる訳ですから、絶対に有利です。
と言いたいところですが、リーチが不利に働く場合も当然あります。
リーチの弱点
それは、ズバリ「前にしか進めないこと」だと言えます。リーチとは、「絶対に和了ってやるんだという覚悟」と説明しました。
その説明の通り、リーチをしたら手を変えることはできません。
どういうことかというと、相手の誰かが役満クラスの手をテンパイしていたりしたときに、リーチをかけるのは無謀だということです。相手の当たり牌を掴んでしまったら最後、必ずロンをされてしまうからです。
リーチをしてはいけない局面
下の例を見てください。
相手の捨て牌
あなたはこの相手の捨て牌を見て何か感じませんか?
そう、あまりにもピンズが捨てられていない・・・と。
ということは、この相手は
もしかしたら、このような大物手を隠しているのかもしれない・・・。
と気づく必要があります。このような状況の中で、リーチのみのような安手で責めるのはナンセンスです。
強い人は、和了れば1000点、振り込めば16000点なんて、割に合わないギャンブルはしないのもです。
リーチをかけると手が高くなりやすいのですが、くれぐれもテンパイ即リーチだけの単調な攻めにならないように考えてやるようにしましょう。
次項 現物(ゲンブツ)【究極の安牌】
前項 両面待ちで待つ
▲麻雀で勝つためにはトップへ