現物(ゲンブツ)【鉄壁の守り】
現物(ゲンブツ)とは
現物(ゲンブツ)とは、相手の捨てた牌のことです。現物は究極の安牌
安牌(アンパイ)という言葉を聞いたことがありますでしょうか。安全牌の略のことで、振り込む(ロンをされる)可能性がない牌のことを言います。つまり、リーチ(テンパイ)をしている人が捨てている牌はその人に対しての100%安全な牌であるということになります。
勝つための基本は振り込まないこと
いくら高い手を和了ろうとも、和了られては意味がありません。強い人というものは、ロンをされる確率が非常に低いのです。実際にプロ雀士の対局を見てみると、ロン和了りは非常に少なく、ツモ和了りが目立ちます。
そこで、相手にリーチをかけられた場合は、まずは、振り込まないことを第一に考えるようにしましょう。
そこで、有効になるのが、現物です。相手の当たり牌がわからないうちは、自分の手を多少崩してでも現物を切ってしのぎましょう。
例えば、相手の捨て牌が
(リーチを宣言したときは牌を横にします)
だとします。
そうすると、
これだけの牌が安牌になる訳です。
あとは、自分の手牌によって、安牌を選択し、切っていけば和了られることはありません。
和了られないことが勝つための第一歩ということはわかりました!
でも、安牌(現物)がない時はどうするの!?
そこで次項では、現物がないときにどうすれば良いかを説明します。
次項 スジ【守りの基本】
前項 リーチは簡単にしない
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