配牌(ハイパイ)
配牌(ハイパイ)とは、ゲーム開始時に各プレーヤーが牌を持ってくることのことです。親は14枚、子は13枚の牌を持ってきます。
洗牌(シーパイ)をする
洗牌(シーパイ)とは牌をよくかき混ぜることです。トランプとは違い、ひとつひとつの牌が大きいので雀卓の上でジャラジャラと手でかきまぜます。イカサマ防止のため全ての牌を裏返してやる場合もあります。
17列2段の山を積む
4人それぞれが17列2段の山を積みます。
親がサイコロを振る
親がサイコロ(2個)を振ります。
配牌を始める山
今回の例では出た目は「6」でした。親から数えると6は親から見て右の「南家(ナンチャ)」です。
配牌をはじめる山は南家の山に決まりました。
配牌を始める場所
配牌を始める山は南家に決まりましたが、山の好きなところから取っていくという訳ではありません。
サイコロの目が6だったので、南家の山の右から6牌と7牌の境目を一度区切ります。
配牌を開始する
区切った7番目の列から2列ずつ「東家(親)」、「南家」、「西家」、「北家」の順で3回ずつ取っていきます。これで12牌ずつ取ったことになります。
冒頭で、親が14牌、子が13牌取ると説明しました。
最後に親は、北家が取った牌のところから1列目と3列目の上の牌だけを取ります。分かりやすいことから俗に「チョンチョン」と呼ばれたりします。
子は、南家、西家、北家の順に1牌ずつ取っていきます。
これで親が14牌、子が13牌取ったことになり、配牌が完了しました。
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前項 親決め
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